こんにちは。
ワタナベミエです。
今回の記事では、あるお医者様に言われた一言から、新NISA口座はどこで作るのが良いのか?を考えてみました。
新NISA、あなたはどこで口座開設する?
~銀行員の私が医師に言われた衝撃の一言~
「えっ?銀行で新NISA?それ、ダメでしょ。ネット証券一択だよ。」
ある日、融資でお付き合いのある医師と世間話をしていたときに、突然こんなセリフを投げられました。
しかも、銀行員の私に向かってです(笑)。
——いやいや、あなた、今まさに銀行員と話してるんだけどな~。
でも、その一言にはネット証券のメリットを端的に表す理由が詰まっていました。
ネット証券派の特徴
1. 手数料と商品ラインナップを最優先
ネット証券は取引コストが低く、インデックス投信やETFなど低コスト商品が豊富。
長期運用では、この差が資産形成の成否を分けます。
2. 自分で調べて納得したい
経験豊富な投資家は、窓口で説明を受けるより、自分で情報を集めて商品を決める方が気楽。
ネット証券は情報量も自由度も圧倒的です。
3. 時間効率を最重視
経営者、医師、多忙な会社員ほど、スマホやPCで完結するスピード感を好みます。
来店不要・24時間手続き可能は大きな魅力。
銀行窓口派の特徴
1. 顔が見える安心感
地方銀行や信用金庫では、長年の担当者との信頼関係が後押しに。
「よく知っている人が勧めてくれるなら安心」という心理は強いです。
2. 制度や商品選びをお任せ
「どれを選んでいいかわからない」「数字が苦手」な人は、プロに任せたい。
銀行ならリスク許容度に合わせた提案が可能です。
3. ネットが苦手
特に高齢層は、マイナンバー提出や本人確認アプリが面倒に感じます。
紙の申込書で手続きできる窓口はやっぱり便利。
ネット証券と銀行窓口のメリット・デメリット
ネット証券 | 銀行・証券窓口 | |
---|---|---|
メリット | 低コスト商品が豊富 / 来店不要 / 24時間手続き可能 | 担当者のサポート / 制度や商品の説明が受けられる / ついでに手続きできる |
デメリット | 自分で調べて選ぶ必要がある / サポートはオンライン中心 | 商品ラインナップが限られる / 手数料がやや高め / 営業時間に制約 |
銀行員から見た選び方
- 低コスト運用・自己判断重視 → ネット証券向き
特に富裕層や経験者は、ここで力を発揮します。 - 相談しながら始めたい・ネット苦手 → 銀行窓口向き
初心者や高齢層には、対面サポートが安心。 - 柔軟な切り替えを視野に
最初は銀行窓口でサポートを受けながら始めても、慣れてきたら、ネット証券へ金融機関を切り替えることも可能です。新NISAでは金融機関の変更手続き(年単位)をすれば、翌年から別の金融機関で利用できます。
まとめ
医師に「銀行でNISAなんて論外!」と笑われた私ですが、
結局のところ大事なのは自分に合った開設先を選び、続けること。
ネット証券は自由度と低コスト、銀行窓口は安心とサポート。
あなたの性格・知識・生活スタイルに合わせて選び、
10年後に笑って振り返れる投資を始めてみませんか?
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